【徹底レビュー！】圧倒的なパワフルサウンドでロングセラーとなったEtymotic Research社ER4XRの音質や評価、最安値価格は？

今回はイヤホン界の圧倒的ロングランナー、Etymotic Research（エティモティックリサーチ社）のER4XRをご紹介します！気なる性能やレビュー、最安値価格などを一挙ご紹介していきます。

f:id:iwatiger:20190203124431j:plain — パワフルかつ躍動感あるサウンドを実現したイヤホン

ER4XRの【評価】

・音質

▶︎やや低音寄り、圧倒的な音圧を

　保ちつつ、解像度もハイレベル。文句なしの製品！◀︎

　ER4XRは、先代機種にあたる「ER4SR」が実現した、「原音に忠実なモニターサウンド」に対して、その高解像度をそのままに低域をやや強調させることによって、さらにパワフルで躍動感のあるサウンドを実現した機種になります。

　エティモティックリサーチ社のER4XR周辺リリースのモデルは、「１基バランスドアーマチュア型（通称BA型）」というのが特徴のモデルです。一般的に、BA型は高音域、中音域、低音域など、音域によってそれぞれ異なるスピーカーが中に複数個入れる構造にすることで、解像度を上げる目的で利用される設計です。

　ER4シリーズは、スピーカー駆動部１基のみでありながら、その圧倒的な解像感とフラットサウンドで人気を博していました。一方で、「迫力が物足りない」という声がありました。ER4XRは、まさにその欠点を排除するチューニングによって、無敵の地位を築いたモデルなのです。

　高音はもともとエティモ社は得意。とにかく透明に透き通り、澄み切ったサウンドでリスナーを夢心地の世界に誘います。低音に関しても、しつこくなく質の良い、引き締まった低音がハキハキと鳴ってきます。

・遮音性

f:id:iwatiger:20190203130111j:plain — いわゆる「三段キノコ」イヤーチップが標準付属

　こちらはエティモ社ということで、文句なしです。いわゆる「三段キノコ」構造イヤーチップの始祖であり、煩い街中でも、電車通勤でも、なんのそのの遮音性を誇ります。音楽が流れていれば、周りの音は全く気にならないですし、かなり大きな音で聴いていても音漏れがないので、周囲を気にせずリスニングに集中できます。

　もともとエティモティックリサーチ社は、1983年に米国イリノイ州に設立され、今日まで音に関する研究開発と製造に携わってきました。そこで培われた技術力をふんだんに取り込み、抜群の遮音性能と原音再生能力を兼ね備えた、カナル型イヤホンの代名詞として、数々の特許を獲得し、音響測定装置、高性能補聴器などを全世界に送り出し科学者、視聴覚専門医、プロアマ音楽家など、音質を追及する人々に愛用されています。こと「最高のリスニング環境の提供」に関しては、他社の追随を許していないと言えるでしょう。

・デザイン

一言で言うと「シンプルイズベスト」、これに尽きます。エティモ社らしく、無駄なものは一切排除されています。さらに、金属ボディになったことにより、先代モデルより高級感は一層増しています。控えめに刻印されたロゴが、美しいアピールポイントです。