【徹底レビュー！】Westone渾身の力作、WST-W30の評価や音質、現在の最安値価格は？

今回は魑魅魍魎が跋扈するハイスペックイヤホン界に、Westone社が満を辞して投入したWシリーズの最人気モデル、WST-W30を徹底レビューします！気なる性能やレビュー、最安値価格などを一挙ご紹介していきます。

f:id:iwatiger:20190202222546j:plain — 3基のBAドライバーを搭載したイヤホン

WST-W30 の【評価】

・音質

▶︎刺さらない煌びやかな高音域に、音圧しっかりアリ、解像度高めで文句なしの製品！◀︎

WestoneのイヤホンはSHUREと並び、「これぞアメリカンサウンド」と思わせる、圧倒的な高音の煌びやかさと音像の定位感、解像度の高さでマニアの中では圧倒的に有名ですが、今回のモデルもこれまでの製品の良いところを余すことなく踏襲したモデルに仕上がっていると言えます。

また、駆動方式は（これもマニアには超有名な）バランスド・アーマチュア型（通称BA型）を採用しております。

これはどういうことかというと、要は高音域、中音域、低音域など、音域によってそれぞれ異なるスピーカーが中に複数個入っているということなのです。このモデルは３基で構成されており、まさに高音・中音・低音の役割分担で構成されているのでしょう。BA型は解像度が高く、初めて聴いた人はよく、「これまで使っていたイヤホンでは聞こえてなかった音が聞こえる」ということで、感動を覚えるのです。このBA型に強いのが、先述のSHURE社、そしてWestone社ということになるのです。◎

モデル固有の特徴としては、煌びやかに光る高音の中、重きは中音域に置かれており、ボーカルやメインの旋律の音像をクッキリと目の前に立ち上がらせる実力があります。息をのむほどクリアでリアルな音を体感できます。

・遮音性

外観からもわかる通り、カナル型（耳に奥まで入れるタイプ）のイヤホンになっており、かつ隙間を作らせないデザインになっているため遮音性は極めて高いと言えます。外出先でもかなり高品質に音楽を聴けますし、かなり大きな音で聴いても音漏れはしません。電車の通過音がかろうじて聞こえる程度、ということになります。通勤通学にも使えそうな、音楽に集中できるモデルに仕上がっています。